TPPを批准させない! 10.15 一万人行動

(「メールニュース TPP批准にSTOP! Vol.7」より転載)

 

 

10月15日(土)、「TPPを批准させない! 10.15 一万人行動」が東京・芝公園にて開催され、全国から約8000人が参加しました。

 

集会では、呼びかけ人を代表して山根香織主婦連参与が「森山前農相が先の通常国会で、農産物で無傷なものは一つもない、と認めた。食の安全への懸念ははかり知れない。何としても批准阻止を勝ち取ろう」と呼びかけました。野党議員からは、社民党・福島みずほ氏、共産党・小池晃氏、自由党・山本太郎氏などが駆けつけ、TPPの危険性と批准阻止を訴えました。賛同団体からは、「Anti-TPP Hokkaido」、日本協同組合学会、ママデモ、オールジャパン平和と共生、アジア太平洋資料センター、福島県農民連、岩手県生協連などの代表者がアピールしました。また、呼びかけ人でもあり、渡米してバーニー・サンダース事務所まで足を運んだ元農林水産大臣・山田正彦氏は、「現地の市民団体からも、『私たちはTPPに断固反対だ。アメリカでは批准されることはないのに日本はなぜ批准するのか』と言われた。11月8日まで強行採決は絶対させてはならない」とあらためて決意を語りました。

 

さらに、海外の情勢として、「米国ではTPPによる雇用喪失とISDS条項によって米国政府が日本企業から提訴されるなど、主権が脅かされるのではないかとの懸念が広がっている。また、豪州議会の上院では、すべての貿易協定でISDS条項を禁止するという動議が提出された」という報告もありました。

 

集会後のデモでは、「輸入米価偽装、究明を」「米を守れ」「TPP 無関心でも無関係ではない!」など、さまざまな立場の人々がさまざまな思いを書いたプラカードを掲げ、芝公園~新橋~銀座~東京駅まで、道行く人々にTPP批准阻止を訴えました。

 

 

※この日のもようは、こちらで動画を見ることができます。

20161015 UPLAN「TPPを批准させない!10.151万人行動」

https://www.youtube.com/watch?v=GRMmVyJ-1jE